君が獣になる前に最終回ネタバレ！漫画結末で黒幕正体は柳刑事？

2024年4月5日(金)からドラマ放送する『君が獣になる前に』。

サスペンスストーリーで、怪しい人物が多くて黒幕を見抜くのが難しい作品でした。

・原作漫画の結末はどうなる？
・黒幕の正体はだれ？

この記事では、原作漫画を参考に『君が獣になる前に』最終回結末をネタバレしていきます！

とても内容が深くて書ききれないので、ドラマの前に原作漫画を読むことをおすすめします。

コミックシーモアなら、今なら原作漫画が2巻無料で読めます。

君が獣になる前に最終回ネタバレ！原作漫画の結末はどうなる？

『君が獣になる前に』をタイムリープごとにネタバレします。

この物語が完結するまでに、ハジメと真由は4回タイムリープを行い、それぞれの時間軸で琴音のテロを防止するためにとった行動をまとめました。

最終回ネタバレ！1回目のタイムリープ

ハジメは、琴音が666人の命を奪った毒ガステロの犯人であることを認められずにいました。

そこで、琴音と同じ事務所の宮ノ森真由と一緒に、琴音の身の潔白を証明するために隠れて調査を行うことを決意。

しかし、その矢先で突然現れたギャル女にハジメと真由は射殺されてしまいます（1回目の死亡）。

このギャル女は、琴音の友だちの井上カンナでした。
カンナは、毒ガステロ計画の協力者です。

1回目の死亡後、ハジメは琴音がテロを起こす当日にタイムリープ。

そこで実際に毒ガスを駅で毒ガスをばらまく琴音を見て、琴音がテロの主犯者であることを確認します。

止めようとするもハジメ自身も毒ガスにやられてしまい、すぐに死亡します（2回目の死亡）。

最終回ネタバレ！2回目のタイムリープ

毒ガスでやられたあと、2回目のタイムリープが起こりました。

日付は6月27日で、琴音が毒ガステロを起こす半年前に戻ります。

この時間軸で、ハジメは琴音に告白＆同棲し、テロ事件を起こさせないように琴音を監視し始めます。

そして、テロを起こすように誘導した黒幕がいると推測し、同棲は黒幕から琴音を守るためでもありました。

しかしある日、琴音が家族同然のように大切に思っていたマネージャーの塩見が、何者かによって殺害されてしまいます。

深い悲しみを抱いた琴音は、みんなが幸せになれない世の中に嫌気がさしました。

そんなとき、黒幕と琴音が接触してしまい、世の中を壊してしまおうとテロを計画。

琴音は12月27日に駅に向かい、毒ガスをバラまこうとします。

ハジメは、どんなに過去を変えても、琴音はテロを起こす人物であることを悟ります。

それならいっそのこと、琴音を殺すしかない‥そう思った矢先、

またしてもハジメと真由は、邪魔に入ったギャル女カンナに撃たれてしまい命を落とします。
（3回目の死亡）※4巻33話参照

最終回ネタバレ！3回目のタイムリープ

ハジメは前回の時間軸で、琴音にテロを起こさせるよう誘導している黒幕が大久保玄奘であることを突き止めました。

3回目の時間軸では、初めから警察にリークします。

そして玄奘の大事なものを襲い、守りたければ警察に自首しろと脅します。

玄奘の大事なものとは、玄奘の妹とその子供(姪)でした。

しかし、警察に行って自分の罪を自白する前に、玄奘は誰かに殺されました。東京湾で遺体で発見されます。

そこでハジメは、黒幕は玄奘ではなく、玄奘のバックにいる国際犯罪組織であることに気付きます。

その組織は麻薬取引を行っていて、玄奘を中心に芸能界ともつながっていました。

玄奘が逮捕されれば、犯罪組織の存在がバレてしまうため、玄奘を抹殺したのでしょう。

犯罪組織の存在に気付いたハジメは、犯罪組織を壊滅させれば、琴音がテロを起こすことも、カンナと協力することもないはず‥。

そして、警察の柳刑事にリークして協力を得たことで、犯罪組織の一斉逮捕に成功しました。

これで黒幕はいなくなり、誰も死なない世界になったかと思いましたが‥。

12月27日に、ハジメは琴音に射殺され（4回目の死亡）、琴音は自分で銃口を口に入れ自殺しました。

ハジメの後を追って、真由も自殺してしまいます。

最終回ネタバレ！4回目のタイムリープ

4回目の死亡の前に、琴音はハジメに「私が皆に示さなきゃいけない。この世界は生きるに値しない」と言いました。

琴音をそう思うように洗脳した黒幕は犯罪組織ではなく、他にいたのです。

本当の黒幕は、柳刑事の部下の南田でした。

南田の存在をキャッチしたハジメは、柳刑事と協力し、琴音と接触している南田を捕獲します。

本当の黒幕を捕まえ、琴音の心の闇とも向き合ったハジメたちは、琴音はテロを起こさないと約束してくれました。

こうして、4回のタイムリープを経て、誰も死なない世界を迎えることができました。

君が獣になる前に最終回ネタバレ！黒幕正体は柳刑事？

確信となるネタバレをしていきます。

『君が獣になる前に』のストーリーで押さえたい結末は以下の通りです。

最終回ネタバレ①黒幕正体は南田刑事だった

本当の黒幕は、柳刑事の相棒である部下の南田刑事でした。

女刑事が、琴音にテロを起こさせるように洗脳した犯人だったのです。

目的は、琴音に永遠に汚名を着続ける大犯罪者にしたてあげたかったのです。

なぜなら、南田が崇拝していた伊藤史明が、琴音によって大犯罪者になってしまったから。

大犯罪者の汚名で苦しんだ史明と同じ運命を味わいさせたかった‥完全な逆恨みでした。

最終回ネタバレ②伊藤史明とは何者？南田との関係

伊藤史明は、琴音が通っていた進学塾のアルバイト講師で、21歳の大学生。

南田と伊藤史明は、琴音とハジメのような血のつながらない兄妹のような関係でした。

史明は、琴音の講師をしているうちに琴音に恋心を抱き、交際を申し込むも断られ、ストーカー行為をするようになります。

そして、両親との仲が悪い琴音を開放するために、琴音の両親を殺害し、目玉をくり抜くという凶行に及びました。

その後、史明は自身でノドを掻っ切って自殺します。

優しかった史明が、琴音のせいで人生が狂い、大犯罪者の汚名までつけられた。

そのことが、史明を崇拝していた南田の復讐心に火をつけてしまったのです。

最終回ネタバレ③琴音がテロを起こす動機

琴音がテロを起こすきっかけは、どのタイムリープでも同じで、

琴音の大切な人たちの死でした。

琴音は幼少期に、自分が道路を飛び出してしまったばっかりに、かばったハジメの両親をトラック事故で死亡させ、

自分の両親も、ストーカーによって虐殺されてしまいます。

自分が存在しているだけで、週刊誌の良い餌になり、ハジメも真由も塩見マネージャーも、みんな不幸になってしまう。

「不幸にしかならないこの世界が間違っている」
「ならいっそのこと壊した方がいい」

という結論に至ってしまうのです。

そしてそのように卑屈に思うようにサポートし、テロを計画・準備した黒幕は南田でした。

琴音はテロを起こして、のちほど自身も自殺して人生を終える予定だったのです。

ハジメは琴音の心の闇や孤独に寄り添ったことで、最終的にテロを起こしたい動機を抑えることができました。

最終回ネタバレ④タイムリープできる条件

タイムリープができるのは、死に方に満足していない場合。
未練や後悔があればリープできる。

この条件が分かったのは、4回目のタイムリープをしたときです。

実は4回目のタイムリープができたのは宮ノ森真由だけでした。

琴音によってハジメが殺された未来からリープした真由ですが、そのときハジメはリープしていないことが分かりました。

なぜなら、ハジメが琴音と一緒に死んでしまう死に方に満足してしまったからです。

ハジメの死に方に満足できない真由は、ハジメを救うために自殺してタイムリープしてきました。

最終回ネタバレ⑤結末は誰も死なない

ハジメと真由の4回の死亡と、4回のタイムリープのおかげで、琴音はテロをしないと約束。

黒幕を捕まえることもでき、誰も死なない世界に導くことができました。

最終回ネタバレ⑥ハジメは真由と付き合う

2回目のタイムリープの時間軸から、ハジメと真由は付き合い始めます。

はじめは、琴音を守るために琴音と同棲をするハジメですが、そこに愛情はありませんでした。

ハジメが女性として愛したのは、真由だけです。

真由もハジメを異性として愛し、3回目のタイムリープの時間軸からは裸で寝るなどの男女の関係になります。

琴音は、ハジメと真由が付き合うことに心から喜び、大好きな2人の幸せを願うのでした。

『君が獣になる前に』を深堀りしたい方は、ぜひ原作漫画を読んでみてくださいね！

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君が獣になる前に最終回ネタバレ！漫画結末の黒幕正体まとめ

原作漫画『君が獣になる前に』の最終回結末を、上記内容を中心にネタバレしました。

最後は誰も死なないハッピーエンドで終わって良かったですね。

重要人物が多すぎて、誰が黒幕なのか最終回まで分からないところが面白かったです。

漫画は8巻で完結していますが、内容が濃ゆすぎるので、ドラマでどうまとめて展開していくのか楽しみですね。

最後までお読みいただきありがとうございました。